5.都市構造可視化の特徴
3次元データの基本的な閲覧方法や、複数データを掛け合わせて作成したクロス分析データの閲覧方法、経年変化アニメーションやストリートビューの活用方法などについて解説します。
ここでは、3次元表示の閲覧方法についてご紹介します。
①3次元表示を理解する
都市構造可視化計画ウェブサイトでは、様々な統計データを3次元で表示することができます。
これは、福岡県糸島市の「人口分布」を表しています。
メッシュの高さは夜間人口、メッシュの色は夜間人口密度を表しています。
人口が多ければ多いほど、メッシュは高くなり、メッシュの色は濃く(赤く)表示されるので、人口が集中している場所を一目で把握することができます。

②様々な角度で都市を表示する
また、アングルも自由に変えることができるので、都市の構造を様々な角度から見ることができます。
このように、3次元でデータを表示することによって、2次元表示では可視化しにくかった都市の姿を表現することができます。

ここでは、経年変化アニメーションの閲覧方法についてご紹介します。
経年変化アニメーション機能を活用すると、過去から現在、もしくは現在から未来への経年変化について、メッシュの動きや色の変化を実際に見ながら確認することができます。
今回は、福岡県糸島市における、1970年から2010年までの「人口分布の経年変化」を見てみましょう。
①経年変化アニメーションを自動再生する
アニメーションを再生するには、画面左上の再生ボタンをクリックします。
時間の経過に伴いメッシュの高さやメッシュの色が変化していきます。
ここでは、都市の成長に伴い市街地が拡大していることがわかります。

②手動で再生バーを動かす
再生されているアニメーションは、再生ボタンをクリックして停止することもでき、再生バーを動かすことで、時間を自由に調整することもできます。

ここでは、クロス分析表示の閲覧方法について紹介します。
クロス分析表示とは、属性の異なる2つの統計データを、メッシュの「色」と「高さ」を用いて、3次元で表示することです。
①データを3次元表示する
これは、福岡県久留米市の「公共交通利用圏と小売業販売額」を表しています。
メッシュの高さは「小売業販売額」、メッシュの色は「公共交通利用圏」を表しています。

②クロス表示を理解する
赤いメッシュは「駅・バス停利用圏」で、鉄道とバスが利用しやすい場所を示しています。また、オレンジのメッシュは鉄道だけが利用しやすい場所を示し、黄色のメッシュはバスだけが利用しやすい場所を示しています。一方で、グレーのメッシュは鉄道もバスも利用が不便な場所を示しています。
このように、販売額と公共交通利用圏をクロス表示することで、鉄道やバスを利用した買い物のしやすさがわかります。

ここでは、複数都市の一括表示についてご紹介します。
①サイトからデータを複数ダウンロードする
まずは本サイトより、表示したい複数都市のデータをダウンロードします。
ここでは、ダウンロードした複数のデータをすでにGoogle Earthに読み込んだ状態にしています。

②複数都市を一括表示する
画面左の「場所レイヤー」にあるデータのチェックボックスにチェックを付けると、複数の都市を一括で表示させることができます。
今回は、福岡県の「福岡市」、「糸島市」、佐賀県の「唐津市」の人口分布データを表示させています。
このように、異なる県の都市を同時に可視化することにより、人口の集積状況や集積箇所を一目で把握することができます。
また他にも、隣接していない都市同士の比較や、異なるテーマのデータを用いた比較など、バリエーションは多数ですので、ご自分の用途に合わせてこの機能を活用してみてください。

